地球の特徴
太陽の恵み
地球にが燃え盛る太陽のエネルギーが絶え間なく降り注いでいますが、 地球が宇宙空間に放出している放射熱と太陽光の反射が有りますので、地球の温度はマイナス18℃になると計算されています。大気にわずかに含まれる二酸化炭素と水蒸気の温室効果によって、生物が、快適に過ごせる15℃の気温を得ています。
現在の地球では、大気中の水蒸気、二酸化炭素によって、33℃温室効果があり、それぞれで1/2、1/4担っています。
悪名高い二酸化炭素の含有率は現在 0.032%です。これがちょっとでも増えれば温室効果への影響は大きい。
おなじ太陽の下
地球 火星 金星重さ 1 0.1 0.8
大気圧 1 0.007 90
気圧 1 0.007 90
温度 大気組成
二酸化炭素 0.03 95 97
窒素 78 3 3
酸素 21 0.3 -
気温変動 10万年ごとに繰り返されるサイクル
地球が誕生してから46億年の歴史をさらに長い目で見ると、地球は約10万年ごとに暖かくなったり(間氷期)寒くなったり(氷期)を繰り返している。
その度に地球の海の高さは100メートル以上も変動。
約10万年ごとに氷期と間氷期が交互に訪れるのは、特に日射量の変化が大きな原因とされます。日射量とは太陽から地球に降り注ぐエネルギーのことで、そのエネルギー量がだいたい10万年の間に増えたり減ったりしています。
日射量が増えると気温が上がり、地球上の氷が融けて海水面が上がりました。一度温暖化が始まると、地球上の二酸化炭素やメタンといった「温室効果ガス」の濃度が上がり、さらに温暖化が進むことがで明らかになっています
1.二酸化炭素による温暖化、海底底の拡大スピードの影響。
拡大スピードが速くなると、中央海嶺及び沈み込み境界で火山活動が 活発化し二酸化炭素が多く放出される。
数百万年~数千万年周期で起こる。
2.大規模噴火 粉塵が高く成層圏迄達すると、ジェット気流により地球を覆い、日照を 遮り気温を低下させ、凶作、飢餓を引き起こす。
1783年浅間山噴火、天明の飢饉 1815年インドネシアのタンボラ火山 1816年ヨーロッパに異常に寒い夏 ニューイングランドでは6月に雪、7・8月に霜が降り穀物は例年の半分以下。
3.ミランコヴィッチサイクル 地球が自転する軸がぶれて、太陽の周りを回る軌道が変化することで引き起こされます。
このような周期的な変動は、発見した研究者「ミランコビッチサイクル」と呼びます。
太陽系惑星軌道の離心率 1.7%変化する
自転軸の傾き 22~25度(平均23.5度4万1千年周期)
歳差運動における分点の位置 太陽と月の引力による自転軸への影響。2万2千年周期
気温の変化 現在を0とすると 2百年前~ ほぼ現在と同じ 4百年前 -0.8℃
5百年前 ほぼ現在と同じ 8百年前 +1℃ 1千1百年前 ほぼ現在と同じ 1千4百年前 -1℃
2千~1千6百年前 ほぼ現在と同じ 2千4百年前 +2℃ 3千年前 ほぼ現在と同じ
4千5百年前 +0.5℃ 4千年前 ほぼ現在と同じ 4千5百年前 -1℃ 5千年前 ほぼ現在と同じ
6千5百年前 +2℃ 8千年前 ほぼ現在と同じ 10千年前-5℃ 2万~2.7万年前は-9℃
3万~6万年前は-6℃ 6万年前前後は-8℃ 7万5千~11万年前は-5~-6℃ 11万年前前後は-7℃
12万~14万年前は+2℃ 14万年前以前は-8℃
大陸衝突や火山による造山活動によっても気候は変化します。
また寒暖差や風により土壌が剥がれ岩石がむき出しになり風化し砂漠化ていきます。
乾燥・半乾燥(年間降雨量200~600mm)、半湿潤(年間降雨量700~1000mm)地域では土地が劣化し生物生産機能が低下・破壊された状態になります。
自然環境変化
第四紀には数百年から十万年の周期で気候が変動している。
この影響で地球規模で 大気の大循環システムが変動している。
サハラ砂漠も1万年~8,000年前頃までは豊かな緑に覆われ、多くの湖が分布していた。
サハラ砂漠中央部のタッシリ・ナジュールの岩盤絵に、カバ、ワニ、魚も沢山描かれている。
太陽風 紫外線、放射線を含む生物を脅かす、強いエネルギーを持つ太陽風が絶え間なく、降り注いでいる。
しかし、地球には地磁気による放射線バリアとオゾン層による紫外線バリアが働き生命を守っている。
月や火星で作業する際の大きな障害とされている。
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