お金は身に着けられて、何時でも持ち歩けないと困ります。
お金が大きくて重いと、食料品や本を買うのも大変です。
紙でできたお札は、サイズも大きく書いてある額面も明瞭に読めます。見るからに細かい彫刻の印刷で、透かしやホログラムが施されて、コピーも出来ないようです。
小さく折りたためるし、少し濡れても簡単には破れないので、ラフに扱っても心配ない。
コインもジャラジャラと邪魔になりますが、海岸沿いや、田舎道にある飲み物の自動販売機に助けられたことがあります。
見かけることが少なくなりましたが、公衆電話は災害などの非常事態には命綱です。

現金以外でも交換できる

別の記事で詳しく学びますが、現金以外にもおサイフケータイ、クレジット―カード、スマホアプリなどで買い物できる、ショップが増えてきました。
コンビニでも様々な決済が出来るので迷ってしまいます。

物々交換

ウクライナの戦争で、ロシアは黒海を封鎖状態にして穀倉国ウクライナの小麦の輸出を阻んでいます。
もみ殻付きの小麦は、大きな船でドカンと送らないと経費倒れになってしまいます。主要な輸出品である小麦の貿易を止められウクライナも大変です。

狩猟から穀物生産への歴史が物々交換の中間材であるお金を急速に発達させたと思います。

穀物の収穫は年に1回、収穫から次の収穫までは穀物を保管して、喰いつがなくてはなりせん。
農家も毛皮や塩、農耕器具などを遠くから購入する必要があります。
穀物そのもののを遠くまで運んで交換するのは何時でもという訳には行きません。収穫後で翌年向けの種と食べる分を差し引いた残りになります。
いずれにしても穀物は嵩張るので現物輸送は面倒で、中間交換材を利用し発達させたのではないかと思います。

 お金は 

  1. 交換用中間材
  2. 持ち運べる