無くてはならないお金、これがあれば世の中のほとんどの欲しいモノほとんどが手に入ります。
沢山あれば、あれもこれも手に入り、経験し、味わえ、楽しめる。
お金で、誰かが作った精巧な品々を手に入れ、丁寧に準備された極上のおもてなしにひたることが出来ます。

一方でお金を得るには、何かを売るか、何かをしないといけません。
持ち物を売ってお金に換えて、欲しいものを買って手に入れる。
また、言われたとおりに作業したり、私が作ったモノや私がサービスしたコトの代償としてお金を貰います。

世の中には、自分お金を稼がなくても、親やパートナーが残したお金で一生暮らせる人もいます。
そんな彼らも生きる為には、誰かから授かったお金で必要なモノ、コト、サービスと交換して利用します。
私たちが見たり、経験できない極上レベルの品々、サービスも楽しめます。体を壊すほど頑張っても、お金を使っても、全然使いきれない人も沢山いるようです。

世界の長者番付を見ると、どこかの国家予算のような到底使いきれないほどの高額です。

こんな一生頑張っても、到底使いきれないお金持ちは余るお金をどうするしょう? 
自分のパートナーや子供や孫に残してやりたいと考えるのが人情ですね。
パートナーや子供も人だけに限りません。お金持ちがバトンを受けた大きな会社、政治基盤、権力、権益、城、領地、領民に残して俺が亡くなった後も未来永劫、俺を感謝し敬って欲しいと考える亡者もエジプトの昔から絶えないようです。

話が拡がりましたが、世界人口の1%くらいはそんなお金持ちのようです。8千万人が使いきれないお金の悩みを抱えている。

世界人口の10%くらいの人々は、1年間に得られたお金が、1年間に使ったお金を上回る黒字生活でしょうから、8億人の皆さんが余ったお金をどうするか真剣に考えています。
額の違いはあっても、将来への不安解消と出来ればパートナーや子供に残したいと考えるでしょう。
そんな話、世界の長者番付、50%以下に暮らす平均的日本人には関係ない。と言いたいが、やはり11%くらいの日本人は悠々自適な黒字生活で、残りの日本人の平均的収入は世界長者番付上でも下方向に押し下げられ続けています。世界の中間層の暮らし全体がランクを下げ続けています。

さて、黒字組のお金、世界で見れば天文学的な額の余剰金はどう使われるでしょうか?
残したい、もっと増やしたいという強欲によって大波を起こすナマズかもしれません。

 お金は 

  1. モノ・コトと交換できる